院内勉強会(11月)

11月26日(木)『臨港病院のNST ~栄養サポートチームの紹介~』をテーマに勉強会を行いました。

1【演題名】臨港病院のNST  ~栄養サポートチームの紹介~

【講 師】臨港病院 栄養サポートチーム

【内 容】

◇NSTとは?

    Nutrition Support Team 「栄養サポートチーム」

◇臨港病院のNST発足

◇NST 活動の3本柱

◇適切な栄養管理ができないと・・・

◇NSTのメリット

◇NST加算とは?

◇どんな人を対象とするのか?

◇NSTメンバーの構成と役割

◇各部署の役割

◇臨港病院のNST活動

◇VE(嚥下内視鏡検査)とVF(嚥下造影検査)

◇病棟ラウンド

◇食形態一覧

◇NST介入時に使用できる補助食品

◇症例紹介

◇まとめ

 

フェイスブックページにも掲載しています。

https://www.facebook.com/KawasakiRinko?ref=stream&fref=nf#!/KawasakiRinko/posts/567697403379106

 

 

第25回日本医療薬学会にて発表を行いました

poster25

11月21日~23日『第25回日本医療薬学会』におきまして、当院 薬剤部の薬剤師 坪内理恵子が下記の要領にて、ポスター発表を行いました。

 

【演 題】中小病院薬剤師ができる抗菌薬適正使用への介入

【演 者】薬剤部 坪内 理恵子/ポスター発表

【日 時】11月21日(土)~11月23日(月)

【会場名】パシフィコ横浜

 

【演題内容】----------------------------------

 

【目的】

中小病院の多くはインフェクションコントロールドクター(以下、ICD)・感染症専門医・感染管理看護師等がいないことから、感染症治療に対して苦慮するケースが多い。今回、当院での感染管理体制の見直しと薬剤師の個別症例への介入を行い、中小病院における抗菌薬の適正使用への薬剤師の貢献について検討した。

 

【方法】

(1)感染管理体制の見直しは、薬剤師によるアンチバイオグラムの作成、抗菌薬使用密度(以下、AUD)の算出、当院採用抗菌薬の検討をおこなった。

(2)個々の感染症例への薬剤師の介入は、感受性試験結果を薬剤部が医師と同じタイミングで検査科から受け取り、薬剤師が選択薬剤を腎機能・体重・重症度を考慮して再検討し、変更が必要と考えられる場合には医師に報告した。

 

【結果】

(1)2013年4月から2013年9月までのアンチバイオグラムでは特に緑膿菌に対するメロペネム(以下、MEPM)の感受性率が48%(検体数25)と低かったが適正使用を医師に依頼した結果、AUDはセフトリアキソンが上昇し、MEPMの1日投与量は1.0g/日(1回0.5g)が減少し、1.5g/日(1回0.5g)が増加した。その後2014年3月までのMEPMの緑膿菌に対する感受性率は92%(検体数24)に回復した。

(2)2014年4月から2015年4月までに行った個別症例介入は報告数106件中43件あり、抗菌薬変更18件、抗菌薬中止5件、抗菌薬追加7件、投与量変更2件、経過観察11件であった。

 

【考察】中小病院では、ICDのような豊富な知識を獲得しているスタッフが常駐している施設は少なく、また、感染対策室を設けて院内の感染症に迅速に対応する組織も少ない。

 

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健康ウォッチ!!

キャプチャ2 キャプチャ1 キャプチャ10月18日に健康ウオッチを開催しました。 第2回目の今年は50名程の方が参加されました。

今話題になっている「血管年齢チェック」は大好評でしたでした。 頸動脈に超音波を当て、脳血管が詰まっていないかどうかを判定するということで 皆さん興味深い様子でした。

「ピロリ菌チェック」は尿検査で行われる手軽さと痛くない事で日頃気になってる方々が この機会を活用して下さいました。

リハビリスタッフによるトーク・実演では「家に帰ってやってみる」との感想もありました。 栄養士スタッフのトークでは「体重」の大切さを改めて理解する機会となったようです。

その他血糖チェック・身体測定・体力チェック・手洗いチェックなど日頃気になって いる事を確認できたようでした。

参加していただいた方からは、「身近な場所でこういう機会があって良かった」 「普段やってもらえない肌健康度、塩分チェックが出来て良かった」など 多くの感想をいただきました。

また年に2回やってほしいなど様々なご意見も頂きましたので、 次回に活かしていきたいと思います。

健康ウオッチに参加していただいた方、本当にありがとうございました。 次回まで皆様お健やかに!!