- 臨港病院の魅力を教えて下さい。
- 私は、2013年4月から臨港病院で助産師として働いているのですが、スタッフ同士が職種を超えて仲がよく、アットホームなので、臨港病院の仲間としてすっかり受け入れられている気がします。また、病院全体の姿勢として、患者さんに寄り添い、本当に患者さんのためになることは何なのかを真剣に考えるという意識が徹底されていることには驚かされました。言葉ではそういう事を言っていても、本当に実践できているところは少ないんじゃないでしょうか。そういう現場で働いていれば、何倍ものスピードで成長できると思いますよ。
- 現在の仕事のやりがいを教えて下さい。
- 学生時代の産科での実習で、出産後の妊婦さんの赤ちゃんを見つめる表情に「とてもきれい!」と思ったのがきっかけで助産師を目指したのですが、やっぱり妊婦さんが一人の女性から母親へと成長していく姿は、いつも感動させられますね。以前携わった妊婦さんは、初めは自覚がなく「大丈夫かなぁ」と感じたのですが、出産が近づくにつれて態度が変わり、出産後はすっかりママの顔になっていたのを覚えています。あの、包み込むような柔らかさと、これから守り育てていくという強い意志を秘めた瞳は今でも忘れられません。
- 今後、臨港病院で実現したい夢は?
- 臨港病院は顔なじみの患者さんがたくさんいてスタッフとの距離が近く、地域に根差した病院というのが第一印象でした。当院の産科センターは、2013年4月から分娩を再開したばかりなので、他の科に比べて顔なじみの妊婦さんというのはまだまだ少ないですが、川崎市でも数少ない産科施設ということもあり、来院する妊婦さんは増えています。地域に根差した産科センターとして、いつかは私が出産に立ち会った赤ちゃんがママになって、その出産に立ち会いたいですね(笑)。
PROFILE
東京都立保健科学大学(現、首都大学東京) 卒業
千葉県立医療技術大学校 助産学科 卒業
千葉県内 総合病院産婦人科病棟勤務を経て現職