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時代の変化、地域住民の生活を踏まえた
質の高い医療サービスをこれからも

総合川崎臨港病院 理事長

渡邊 嘉久

時代の変化に合わせ、
暮らしやすい地域を目指して

当院では開業以来、地域に根づいた病院を目指してきました。開業当時の昭和26年、川崎市は公害問題を抱えており、戦後間もないことから充分な医療が提供できず、「地域住民の方の健康を守りたい」という強い想いから当院はスタートし、時代と生活環境の変化による問題に向き合ってきました。現在、川崎市は産業だけでなく、文化、音楽の街として川崎らしい地域づくりが行われています。これからも地域に根づいた病院として、暮らしやすい地域づくりに貢献したいと考えています。

予防から退院後まで、
病院という施設の枠を超えた医療サービス

川崎市でも高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)が約17%と、少子高齢化が進んでいます。そのため、予防、医療、介護、生活支援サービスなどの連携を図り、特に高齢者の方が困難なく生活できる環境を提供する「地域包括ケアシステム」の構築がより重要であると考えています。まずは自分自身の健康状態を知り未然に防ぐこと、症状が現れた場合は適切な治療、その後の生活復帰に向けてのサポートといった、病院という施設の枠を超えた医療サービスの提供が必要です。

医療グループ内での包括ケアと、
患者さんの人格の尊重

私たちは、和光会グル―プとして総合病院である当院を中心に、療養型病院「にじのまち病院」、回復期リハビリテーション病棟、訪問医療、訪問看護、訪問介護、通所リハビリ、デイサービスなど、社会や地域住民のみなさまのニーズに応え、医療サービスを拡充してきました。グループ内で包括的なケアシステムを構築することで、各セクション毎の密な連携が可能になり、より患者さん一人ひとりの人格を尊重した医療サービスを提供することができるようになりました。

地域のみなさまのための、安心して出産、
子育てができる環境づくり

さらに、次の時代を担う世代が安心して暮らせる環境づくりも重要です。当院では2013年4月より産婦人科での分娩を再開しました。当院では、出産のリスクを低減するために通常より早い段階から保健指導を行い、核家族や外国人住民が多いという地域性から母乳外来での育児相談を重視しています。さらに2015年には病棟を増設し、産科センターの機能も充実させる予定です。これからも社会の変化に合わせて、地域に根づいた病院づくりを目指していきます。